2004/06 なぜ低料金でレーシック(LASIK)が出来るのか。
2004/11 踊るカタカナ。
なぜ低料金でレーシック(LASIK)が出来るのか。
時々「値段が安いんすが、大丈夫ですか?」と聞かれる方がいらしゃいます。
確かにLASIKを行うにあたっては機器の購入および整備、手術室の整備、
人員の確保など高額の投資が必要となります。
通常LASIKの金額は50万円位が相場となっていますが、
あながち高すぎるとは言いがたいと思います。
それならなぜ当院がLASIKを20万円台で行っているのか。
その理由について述べてみたいと思います。
まず当院がLASIK専門のクリニックでなく、
白内障や緑内障などの他の手術も行っている医院である事があげられます。
LASIK専門のクリニックでは全ての検査機器や手術施設の償却を
LASIKのみによって行うため、LASIKの費用もそれなりに高くならざるを得ません。
当院では他の手術、一般外来でも検査機器や手術施設を償却出来ますので、
LASIKの費用を専門のクリニックなどよりも安くすることが可能です。
次に立地条件です。
LASIK専門のクリニックは患者さんが集まりやすいように、
都心の大きな駅の近くにある事がほとんどです。
しかし、当院はもともと白内障の日帰り手術を中心に、
地域密着型の医院としてやってまいりました。
LASIKのように広域からやって来られる患者さんには、
交通の便が良いとは言いがたい立地であると思われます。
患者さんに御不便をお掛けするにあたって、
LASIKの費用を出来うる範囲で安くしようと現在の価格を設定しました。
ここで申し上げたいのは「安かろう、悪かろう。」ではなく、
当院では「出来うる範囲の低価格で、最新の機器を用いてLASIKを行っている。」と言う事です。
踊るカタカナ。
Lasikの情報を見るとき、ウェイブフロント、イントラレーシック、CR-レーシックなど、
見慣れぬカタカナを目にされる方が多いのではないでしょうか。
これらのカタカナの全てが皆さんの視力の回復に役立つものなのでしょうか。
答えは「No」だと思います。
新しい技術、機器を用る事は悪い事ではありません。
最近のLskikの安全性は、過去10年の時を経て新しい技術、機器を用い、
失敗と成功をへて淘汰され安全かつ有効なものが残る事によって確立されて来ました。
ウェイブフロント、イントラレーシック等は新しい技術で、
今後その有効性が確立されて行くものであるとは思います。
しかし現時点ではいずれの技術も理屈が先行して、
器械として未成熟であり臨床の原場で用いるにおいては全ての症例に必ずしも有効であるとは言いがたいと思います。
患者さんは「一番良いのでやって下さい。」と言う事でこれらの術式が選択されている事が多いそうですが、
技術がまだ未成熟な上に全ての症例に有効であるとは言えないと考えられます。
これらの「カタカナ」が集客やお金儲けの材料にされていると思っているのは私だけではないでしょう。